松島 里佳 -イルミネーター・保存修復士-

活動/プロフィール Activities / Profile

活動

  • ■個展 「中世の宝石―イルミネーション松島里佳展」、その他の展示会
  • ■注文制作 (中世装飾写本の複製・イルミネーションギフト)
  • ■イルミネーションを取り入れたオリジナル作品の制作
  • ■カリグラフィー
  • ■紋章デザイン
  • ■紙およびヴェラム/パーチメントを素材とした美術品、公文書の保存・修復
  • ■ワークショップ・レクチャー

注文制作

中世装飾写本の複製

複製画のご依頼を承ります。詳しくはお問い合わせください。

イルミネーションギフト
★オリジナル・イニシアル・フレーム

ご希望のイニシアルをご予算に合わせてデザインいたします。ご結婚、お誕生日、赤ちゃんのご誕生… 大切な記念日のお祝いにイルミネーションギフトはいかがですか?美しいカスタムメイドフレームに入れてお届けいたします。

★オリジナル・アニマル・フレーム

動物細密画にイニシアルを組み合わせたオリジナル・フレームです。あなたの最愛のペットをイルミネーションで飾ります。
その他の作品を見る

プロフィール

関西学院大法学部卒。1993年、渡英。
2005年まで南ロンドン在住。中世のManuscript (手稿本)の装飾技法であるイルミネーションや、ミニチュアペインティング、カリグラフィー(西洋書道)の美しさに魅せられ、Roehampton Institute (Surrey University) BA Calligraphy & Bookbinding コースを経て、Reigate College of Art - HND Calligraphy, Heraldic Art & Illuminationコース入学。カリグラフィー、イルミネーション、紋章学でナショナルハイヤーディプロマ取得。以降、ロンドンで、カリグラファー、イルミネーターとしてフリーランスで活動する傍ら、Camberwell College of Art (University of The Arts London) MA Paper Conservation (美術保存修復)コースに進み、大学院修士課程終了。保存修復士として英国自然史博物館、スローン卿植物コレクション保存修復・データーベース化プロジェクトに参加。2005年、12年間の在英生活を終え帰国。日本で、カリグラファー、イルミネ―ターとしての活動を開始。2007年3月、日本で初の個展「中世の宝石展」を神戸で開く。修復士として、古文書、水彩画、版画等、紙を素材とする美術品、またイルミネーションなど牛/羊皮紙を使用した古文書、手稿本の保存修復を専門としている。兵庫県在住。

  • 2002年07月 カリグラフィー・イルミネーション・紋章デザイン部門において
    Scrivener Award (英国) 最優秀賞受賞
  • 2006年11月 神戸北野ギャラリー「Pride of M」 オープニング合同作家展
  • 2007年03月 Pride of M にて、帰国後初の個展
    「中世の宝石―イルミネーションの世界」
  • 2007年12月 神戸南天荘画廊にて、クリスマス合同展
  • 2009年04月 大阪ギャラリーボルベールにて、2度目の個展 「中世の宝石―第Ⅱ章」

メッセージ

マグナカルタ(Magna Carta)をはじめ英国の至宝コレクションを有する大英図書館―The John Ritblat Gallery。中世の装飾手稿本が立ち並ぶ一角で、初めてイルミネーションに出合った時の衝撃は今も忘れることができません。開かれた稀少本の1ページ1ページは、数百年の時を経た今もなお、ゴールドは光り輝き、鮮やかな色彩を湛えた装飾で溢れていました。光度が落とされ、湿度や温度が完全制御された静謐なギャラリーの中で、これらのガラスケースだけは、まさにイルミネーションの名のごとく光を放ち、あたかも宝石箱を開いたような美しさでした。(個展のタイトル「中世の宝石」は、この時の印象をもとに名づけたものです。)この絵は一体どうやって描かれたのか?なぜ、金で飾られたのか?それ以来、わたしの中世ミニチュアワールド探求の旅が始まりました。この画法が学べるヨーロッパでも数少ないアートスクールで、才能溢れる恩師やユニークな同僚たちと過ごした貴重な日々。英国、アイルランド、イタリア、フランス、ニューヨーク…各地でオリジナルに触れる機会にも恵まれました。そして、魅惑のマテリアル―ヴェラムとの出合いは、その後、保存修復の分野に進む大きなきっかけを与えてくれました。在英12年間に得た数々の出会いを宝物に、日本ではまだ知る人の少ない「イルミネーション技法」を、制作や様々な活動を通じて紹介してゆけたらと思っています。制作では、中世の伝統手法にできる限り忠実に、材料はヴェラムのなかでも最高の品質とされるCalfskin (仔牛の皮)、装飾のハイライトであるゴールドは、おもにイタリア産の純金箔を使用しています。みなさまに、中世ヨーロッパの香りを感じていただければ幸いです。

松島 里佳